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柏崎・長岡(旧柏崎県)発、 歴史・文化・人物史
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 8月16日、長岡の会館青膳で、設立総会が開催され、河井継之助記念館友の会が正式に発足した。 最後まで難航した会長人事は、スーパー原信(原信ナルス・ホールディング)社長の原信一氏に決まった。 ただ、当日、既に予定があったとのことで欠席された。 また、顧問には、旧長岡藩第17代当主・牧野忠昌氏が就任された。

 当日まで、果たしてどれほどの人が集まるのだろうかと危惧していたが、100人を超える予想以上の盛況で、準備委員としては、安堵の胸をなでおろした次第である。 講演会・総会に前に、記念館の状況報告があった。 それによると、オープンして、228日目に来館者が1万人を越えたそうである。 その時、8月4日だと記憶するが、記念式典が開催されたそうだ。 前日まで、長岡祭りであったことを考えると、帰省した人たちや大花火大会を訪れた人たちが、大蔵移管されたのではないだろうか。 オープン後4日間は無料公開したそうで、その時の来館者およそ3000人を加えると、14000人の来館者が会ったことになるそうである。 また、来館者のほとんどが、市外・県外の人たちであったようだ。 特に、サラリーマンが多く、しかもリピータが多いとの事。 稲川先生の話では、『峠』にみえる河井継之助の生き様、特に藩政改革に至る継之助の心理的・社会的地位の変遷が、サラリーマンの共感を得たのではないかと。 その継之助の生き方、「義」を重んじ、「義」に生きる生き様について、稲川先生が、続く講演会でエピソードを交えながら講演されたのである。

 設立総会開催の前に、稲川明雄先生(記念館館長)の講演があった。 テーマは、『河井継之助にみる義の心』である。 以前にも書いたことがあるが、稲川先生は、著書『河井継之助-立身は孝の終わりと申し候』で、河井継之助には批判的なことも書かれている。 しかし、視点を変えれば、その事が歴史に長岡を特異なな町として位置づけ明記させることになったの事実である。 しかも、藩政改革や戊辰戦争に至る序曲の段階での継之助の業績と対比すれば、これからも歴史の中に、輝き続けると確信できるのだ。

 友の会の活動が軌道に乗れば、今回の講演録なども、HPに掲載されるだろう。 稲川先生の講演は、およそ40分、前もってレジメが用意されたのだが、話は独走して、メモを纏めるには少々時間が要る。 また、客観的に講演の内容を書くには、私自身の思いが、妨げになる。 とまあ、そんな訳で、講演の内容は省略するが、キーワードとして言えるのは、先に揚げた「義の精神」(儒学的義とは、異なる)、「陽明学」(これも、継之助流の解釈があったのではないか)、「常在戦場」(三河以来の考えとは、明らかに異なる)、などなどが揚げられるだろう。

 講演会の後、19時より、懇親会が開かれた。 福島県只見町塩沢(継之助終焉の地)で、今日、慰霊祭があったそうだ。 長岡からも、市長の代理、稲川先生などが出席されたとか。 その只見町から、町長以下4名の方が出席された(講演会にも出席されたようだ)。 ほか、牧野の殿様、長岡の森市長、多士多彩である。 しかし、どうも、こうした華やかな雰囲気は苦手である。 駒形君と同席したが、かれは流石に社交家、私は壁の花のようなものだ。 隣の人と話すのが精一杯。 その隣人は、新潟からこられたとか。 また、その隣のご夫人は、新発田出身だが現在東京在住、この会のために遠路来長、河井継之助の全国区振りが、この事かも判る。 会の進行は、FMながおかの脇屋氏とマイスキップの渡辺千雅さん、場の雰囲気を盛り上げるのには、打って付の人たちだ。 出席者も多く、私の知らない『長岡城の歌』などでて、盛り上がる。 やはり、どうも苦手である。

 丁度、よい時間が来て中締め、駒形君も帰るというので、これ幸いと引き上げる。 ただ、様子を見て、この会の発展が予測できる。 私自身、幸いだと考える。 今度は、各地の資料集めに大義名分ならぬ、看板が出来たからだ。 これで、古賀三代、山田方谷、更に、広島・我家にも所縁のある頼山陽、菅茶山など、調査の範囲が広がり、何と言っても容易になった。

 尚、今回は、学際ネットワークを書く際に試作した『歴史人脈』を添付するので、御意見などあれば、お聞かせ願いたい。 (これは転載記事なの、『歴史人脈図』は添付されていません。 ご希望の方があれば、コメントにどうぞ。

『柏崎通信』(521号)から転載。

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男性
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1947/05/18
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歴史研究、読書
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柏崎マイコンクラブ顧問
河井継之助記念館友の会会員
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