柏崎・長岡(旧柏崎県)発、 歴史・文化・人物史
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  あけましておめでとう御座います。

 
 さて、恒例の易を立ててみました。 神棚を掃除し、元服した息子に神事の手順を襲え、祭りごとの手順に従い、年を越すと同時に、易をたてました。 自分ではなく、息子に、任せたところが、先年と違う所です。
 
 その結果は、「山天大蓄」、卦は、下が「乾(全部が陽)」、上が「一番上が陽でその下が陰」、先ず、そのままに書きましょう。
 
 大畜は、貞(タダシキ)に利(よろ)し、家食せずずして、吉。 大川を渉るに利(よ)し。
 
 この卦、二進数に書くと下から「111001」、そういう卦になる。 (一応、ここまで判れば、後は、インターネットで調べられます。)
 
 毎年のことなので、ご容赦。
 
 序でに言う、「曰く、大蓄、は剛健篤実にして、輝(光)きあり、日にその徳を新たにする。 剛上(あがりて)、尊(賢)び、よく(能)健をやむるは、大正なり」と。
 
 大正という時代は、この大正からか。
 
 さて、「山天大蓄」は、何を意味するか。 昨年に続き、何をか言わんか。 日常とは何かを考える。 日常の生活、それをもし祠にするならば『詩経』であり、『万葉集』であると。 心の赴くままに、言葉をつづり、そのことばから、生きがいを生み、もしかすると、絶望も生む。 その言葉の、日々なる機微に、意欲と憂いを半ばして、今日を生きる。
 
 天地の機微の一端が易、さて、今年は如何なる年か。
 
 兎にも角にも、今回の易断。 これもまた、行動規範の一形態かと。
 
 

Best regards
 

 

梶谷恭巨
 

 

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1947/05/18
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よろず相談家業
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歴史研究、読書
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