柏崎・長岡(旧柏崎県)発、
歴史・文化・人物史
承前。 今回は、漢文『遊女記』があるので、
遊女の発達は前にも述べた如く、
自山城国與渡津(淀)浮巨川西行一日(
原文(漢文)中の注: (1) 浮巨川: 「浮」後にレ点はないが、文脈から「巨川」は淀川と考え、 (2) 邑々処々: 邑(ユウ、むら)、彼方此方にという意味。 (3) 扁舟: 平底の舟 (4) 看船舶: 別文献によると、「船」ではなく「検」である。 (5) 経廻: 滞在する、行き来する。 (6) 加無水: 文脈からもおかしい。別文献で確認すると「如」である。 (7) 牀第: 「牀」は中国の寝台のようなもので、床の意味。「第」は、「台」
尚、「・・・・」省略の部分を揚げると、下記の通り: (赤の□は脱字、()内は注釈、機会があれば読み下しにしたい。 (1) 蓋典薬寮味原樹、掃部寮大庭荘也、 (2) 江口則観音為レ祖、中君、□□□小馬、白女、主殿、 (3) 南則住吉、西則広田、以之為下祈徴嬖之処上、殊事百太夫、
(註1)江口・神崎・蟹島: 皆、摂津国(現大阪府)、下図参照(小谷野敦著『日本売春史』、
(註2)大江匡房、『遊女記』: 平安後期の漢学者、歌人。『遊女記』は、
今回は、この辺りで了す。何しろ、次に、『和漢朗詠集』
Best regards 梶谷恭巨 |
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プロフィール
年齢:
77
性別:
男性
誕生日:
1947/05/18
職業:
よろず相談家業
趣味:
歴史研究、読書
自己紹介:
柏崎マイコンクラブ顧問
河井継之助記念館友の会会員
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