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柏崎・長岡(旧柏崎県)発、 歴史・文化・人物史
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承前。

 

「雑事」(9)

 

番附と値段附 天保以前に出来たものであって『諸国遊所見立角力(ショコクユウショミタテスモウ)並に値段附』と云うて、恰かも相撲の番附の様に出来て居るものが某書に見えた。

 新潟遊郭は前頭の第一番で、値段は二分より段々とあった。

  直江津(今)は二段目前頭の三番目で、値段は十匁。

  柏崎は二段目の終尾で値段は七匁五分であった。

以上は東の方で、西の方には、

  出雲崎が二段目の終尾で、値段は七匁七分

とあって、此外に越後の遊郭は出て居なかった。

 

(註1)『諸国遊所見立角力並に値段附』: 幾つか現存しており、国会図書館の蔵書目録に在るようだが、判り易いので、徳島県立図書館が所蔵している。この古文書詳細情報を挙げると、次の通り。

 古文書番号: サカイ01569000

 家名   : 酒井家文書

 旧蔵地名 : 美馬郡つるぎ(半田

 標題   : 諸国遊所見立角力並ニ値段附

 作者名  : 浪花わた正(筆)

 宛者名  : (空白)

年代   : 天保8酉ノ年

形態   : 枚

材質   : 紙

寸法   : (縦)471mm(横)351mm

種類   : その他

備考   : (空白)

 

因みに、この古書は、今年の3月2日、オークションで3600円で落札されている。また、調べて見ると、新潟郷土史コミュニティというFacebookサイトに、この古文書を扱った記録がある。いずれにしても、遊郭や遊女に関する記事は、思っていたよりも多いようだ。しかも、視点が様々である。

 

 どうも無粋な人間としては、コメントのしようがない項である。しかし、文化の根源には、「遊び」がある。花街の歴史・風俗は、今在る社会あるいは文化を考察するのは、避けて通れない道であろう。兎に角、横道に逸れず続けていきたい。

 

Best regards

梶谷恭巨

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